オープンカーハットについて

 

 オープンカーに乗るとき専用の帽子ってないの?

 
オープンカーユーザーでもある、造形作家・空間デザイナーの鈴木尚和さんに声を掛けられたことがきっかけで、新たな挑戦がはじまりました。
 
かっこいい自慢のオープンカーに乗っている時、眩しいから帽子はかぶりたい。でもヘッドレストに当たるから野球帽くらいしかかぶれない・・・日よけにもなり、カジュアルになりすぎずにかぶれる帽子・・・。
 
今までになかった帽子の制作。
新しいものへの挑戦、欲しいと思っている方の喜んでいる顔が目に浮かび、職人魂に灯がともります。


鈴木さんに帽子の試作品をかぶって実際にオープンカーに乗って走ってもらい、ツバのバランスやかぶり心地などを調整し直しながら制作していきました。
 
 




ツバの長さが重要なポイント






通常の後ろつばが短いタイプの帽子は、前つばと後ろツバの長さの差があまりないものが多いのですが、完成したカーハットブリムは、前つばは長く6センチ、後ろは3.5センチと短くし、大きな差を作りました。

この前後の長さの差の絶妙なバランスと角度の木型を作るのはとても難しいのですが、鈴木さんとアイデアを出し合い構想から一年ほどかかり、美しいシルエットのカーハットが完成しました。
 
このカーハットブリムは、車に乗った時にあたる太陽からの光がちょうど陰になるような角度やバランスに調節しています。
そして後ろは運転中のヘッドレストに当たらないギリギリの長さを攻めており、今までにない新しいツバの形を開発となりました。
 





解決!帽子が飛ばされる問題

そしてもう一つの特徴は、運転中に帽子が飛ばないようにするためのギミックです。







帽子の中にゴムを内蔵しており、そのゴムを伸ばしてアゴにかけても勿論良いのですが、おすすめは今回エンブレムを取り外しできるように作っているので、こちらのエンブレムとゴムを繋げて襟元にパチッとはめていただくとよりスマートです。

そうすると風が吹いて帽子が飛ばされそうになっても、ゴムがつながっているおかげで帽子は車内に落ちるため慌てることもなくより安全です。

また、こちらのチャームは真鍮で作られており、肌に触れるクリップの部分はシリコン製なので、肌に触れても痛くないよう配慮しています。
 


今回のカーハットシリーズは、中折れハットが二種類と、女性用にキャペリンとバケットクロッシェを製作しました。


 


WABISABISMの代表作のオリジナル中折れハットのアローカーハットブリム。
美しいフォルムからは風を切るようなスピード感も感じられます。
カラーはグレーとレッド。 






高級感のあるティアドロップカーハットブリム。
クラシカルな雰囲気も感じられる上品なハットです。
カラーはブラックとブルー。





キャペリンカーハットブリム。
フィット感の良い、少し深めの丸頭。
カラーはレッド。





バケットクロッシェ。
レトロクラシックな雰囲気。
カラーはネイビー。

 
 すべてのハットは、サイズがS/M/Lから選べます。
おでこに当たる部分のスベリはサイズ調整付きですので、約2センチまで小さく調整することができます。

リボンは鈴木尚和さんがタンナーさんと5年掛けて開発した、植物タンニン鞣革にひび割れのテクスチャーを特殊な技術で施した「天地創造」という名のひび割れ革(牛革)でトリミングしています。